もう一度観たいあの映画 VOL.82 『ヴェノム』

(C)&TM 2018 MARVEL

もう一度観たいあの映画 VOL.82『ヴェノム』

監督:ルーベン・フライシャー
主演:トム・ハーディ、ミシェル・ウイリアムズ
【STORY】
“俺たちは―ヴェノムだ”《誰もが望む、歴史的偉業》を発見した<ライフ財団>。それは、世界を変えるはずだった―。正義感溢れるジャーナリスト、エディ・ブロックは、そのライフ財団が人体実験で死者を出しているという噂を突き止めるために取材を試みるも、人体実験の被験者との接触により、“シンビオート”(地球外生命体)に寄生されてしまう。この意思を持った生命体が語りかける声が聞こえ始めたエディの体には、とてつもない変化が起きていた。彼の中で解き放たれた<悪>が、体を蝕み、増殖していく。エディと一体となったヴェノムは、「俺たちは―ヴェノム」と名乗りをあげ、ヴェノム誕生の時がついに訪れた…。

【REVIEW】
「ヴェノムってなに?」
宇宙から来たアメーバのような形状をしている「シンビオート」と呼ばれる地球外生物体で、主に人間に宿るパラサイト(寄生虫)です。そして「シンビオート」には、それぞれに名前がついてて、主人公エディ(トム・ハーディ)に寄生するのが「ヴェノム」です。この「シンビオート」、条件が合わないと人間とうまくコンバイン(結合)できないのですが、一旦コンバインすると肉を…特に人間のお肉を欲しがります。エディも「善人と悪人を見極めて…」なんて説明しますが、ヴェノムは我慢できずに食べちゃったりして…コントロールが効きません。あと余談ですが、音波と火に弱く、「寄生虫!」と呼ぶと怒ります。
一方、地球についてから逃げ回っているもう一匹?の「シンビオート」、人から人に宿りながら、最後はライフ財団のドレイクに宿ります。このドレイク、見た目は優しい感じですが、実は「地球は俺のものだ―。」的な狂信者で極悪人。ロケット開発と偽って、「シンビオートたち」を地球に持ち込んだのもこのドレイクです。その彼に宿ったのはシンビオートのリーダーでもある「ライオット」。
そして物語は「ヴェノム」対「ライオット」2人の…いや4人の戦いに…。マーベルのアベンジャーズのような正統派ヒーローに飽きた方は、このマーベルの寄生虫にも注目してください。

◇『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ
「ヴェノム」の続編が大ヒット公開中!「ヴェノム」のエンディングにも登場した猟奇的連続殺人鬼に宿るあらたな「シンビオート」の誕生です。

◇『オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分
夜のハイウェイを走る一台の車、ワンシチュエーションで登場人物はトム・ハーディのみ。彼の演技が際立ちます。

◇『マリリン 7日間の恋
「ヴェノム」でエディの元恋人役を演じたミシェル・ウィリアムズ、この映画ではマリリン・モンローに大変身!<

◇『ゾンビランド:ダブルタップ
ルーベン・フライシャー監督、「ゾンビランド」シリーズも監督しています。

◇『映画 妖怪人間ベム
「ヴェノム」を観てなぜかアニメの「妖怪人間ベム」を思いだいました。こちらは妖怪と人間のコンバイン(結合)ですね。そして、まさかの実写化。「はやく人間になりたーい!」

◇『もう一度観たいあの映画
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作品紹介

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